佐沼警察署管内で、令和6年10月上旬頃から同年10月30日(水)までの間、遺産受取費用名目の特殊詐欺事件が発生した。
 令和6年10月上旬頃、登米市居住の60歳代の女性に「資産家が病で、余命わずかなため、資産を贈与しようとしている」「あなたはその権利を取得した」旨の内容のメールが届き、さらに受取費用を支払えば5億円がもらえる旨の内容のメールが届いた。
 この女性は、指示通りにすれば5億円がもらえると信じ、10月14日から10月30日までの間、メールに添付されたURLのウェブページの入力フォームから、計24回にわたり、自身が購入した合計約100万円分の電子マネーを入力した。
その後、さらに違約金を請求されたため、警察に相談し、詐欺被害に遭っていることに気付いたもの。