佐沼警察署管内で、現金約180万円をだまし取られるSNS型ロマンス詐欺事件が発生した。
 令和6年7月3日、登米市の60歳代男性がマッチングアプリを通じて親しくなった女性を名乗るBから、メッセージアプリで「ドル型の貯蓄です」「毎日安定した利子がつく」などと暗号資産の投資を勧められた。
 被害にあった男性はBの話を信用して、Bから指示された取引アプリをインストールし、さらにインターネットサイトに登録したうえ、令和6年7月6日から同年8月16日までの間、複数回にわたり、暗号資産両替費用及び出金手数料などの名目で合計約180万円を指定された口座に振り込んだ。
 その後、男性が家族に相談し、被害に気付いたもの。