佐沼警察署管内で、登米市内の60歳代女性が電子マネー利用権合計約250万円分をだまし取られる現金受取手数料名目の特殊詐欺事件が発生した。
 令和5年6月頃、被害者女性の携帯電話に司法書士を装ったBからメールがあり、「タレントCさんが1億5,000万円を生前贈与したいと言っている。お金を受け取るためには、手数料や保管料を電子マネーで払う必要がある」などと説明された。
 その話を信用した被害者女性は、同月頃から令和6年12月下旬頃までの間に、複数回にわたり、コンビニエンスストアで電子マネーカード合計約250万円分を購入し、カードの番号をBに伝えた。
 その後被害者女性が家族に相談し、詐欺の被害に気付いたもの。